はろはろ、えむに(@m2_MMkz)です。
Native Instrumentsの定番バンドル「KOMPLETE」に付属している『STUDIO DRUMMER』のレビューです。
とにかく軽くて、使いやすいドラム音源です。
最近はやりのリアルさを求めた大容量なドラム音源とは使い方を変えています。
BFDやSSDも所有しており、前はリアルな方がいいと思っていつもこれらを使っていました。
一方、この『STUDIO DRUMMER』は音も比較するといまいちだし使い道ないと思っていましたが、
その軽さと使い勝手のよさから、使い分けることでこの『STUDIO DRUMMER』は光り出します。
評価
とにかく軽い!
<b>キットは全部で三つ、プリセットはジャンル別に12種類
MIDIフレーズパターンが豊富
音は少し大味
KONTACTに依存するためパラアウトがしにくい
デモを作る時や、BGM作る時に重宝しています。
音源の読み込みもはやいので、曲スケッチするときにすぐメモができます。
スケッチで使ったのをそのまま本ちゃんに使うこともあります。
ただ大味な音なので、曲によっては繊細さが表現できないことがあります。
ロックやポップスには十分です。
豊富なMIDIパターン
色々なジャンルのパターンがあり、これを並べるだけでもスケッチには十分です。
これをDAWに貼り付けた後、適宜いじるだけでも思い通りなフレーズが作れます。
ただ、ベロシティレイヤーは少ないため他のドラム音源とはベロシティの感覚が異なります。
まぁこれはどのドラム音源にも言えると思いますが、私はBFDをはじめ使っていたためその感覚に慣れるまで苦労しました(^◇^;)
ミキサー画面
Native Instrumentのプラグインエフェクトが標準でインサートされています。
・TRANSIENT MASTER
・SOLID BUS COMP
・TAPE SATURATOR
・SOLID G-EQ
これらだけで音作りは完結します。
パラアウトのやり方は、KONTACT側の設定をしてあげる必要があります。
こちらの記事にまとめてあります。↓
おわりに
音が若干細めな感じはしますが、許容範囲内です。万能型の音源ではありませんが、適材適所、使いどころを考えてあげるとすごくしっかり使えます。
KOMPLETEを買うと、一度にたくさんの音源が手には入って全然使い切れない人が多いと思います。
きっとこの音源も埋もれているのではないでしょうか?
ぜひ使ってみてください。