はろはろ、えむに(@m2_MMkz)です。
4弦ベースにおけるドロップチューニングの一覧をここで紹介します。
5弦ベースでドロップすることはままありますが、基本的に4弦ベースでドロップチューニングを使うと思いますので、4弦だけのせておきます。
私自身、すぐ忘れるのでここを備忘録としたいとおもいます。
ぜひ、みなさんもここをみながらチューニングを行ってください。
ドロップ専用弦もあります。↓
レギュラーチューニング
念のためまずレギュラーチューニングです。
4弦 E (ミ)
3弦 A (ラ)
2弦 D (レ)
1弦 G (ソ)
ドロップチューニングに大きく2種類あります。
このレギュラーチューニングを基本に、4弦だけ他よりもひとつ下に下げるチューニングと、全部の弦を下げていくチューニングがあります。
前者をドロップ〇チューニングといい、後者を〇音下げチューニングと呼びます。
「下げる」という意味のドロップチューニングですから、「Eb」などb系の表記を私は好んで使います。
ただ、#系の表記も合わせて書いておきます。
ドロップ〇チューニング
ドロップDチューニング
4弦 D (レ)
3弦 A (ラ)
2弦 D (レ)
1弦 G (ソ)
ドロップDは4弦だけDにドロップします。
このチューニングもどのジャンルでもよく使いますね。
ワンタッチでドロップDにできるペグも最近つけている人が多いです。(私はつけていませんが)
それだけドロップDはよく使われているってことですかね。
ドロップDb/C#チューニング
4弦 Db/C# (レb/ド#)
3弦 Ab/G# (ラb/ソ#)
2弦 Db/C# (レb/ド#)
1弦 Gb/F# (ソb/ファ#)
半音下げチューニングの4弦だけDbまで下げた形です。
これは使うジャンルを選びますかね。
私もあまり使わないです。
このチューニングはドロップDbチューニングではなく、ドロップC#チューニングというのが一般的ですね。
ドロップCチューニング
4弦 C (ド)
3弦 G (ソ)
2弦 C (ド)
1弦 F (ファ)
一音下げチューニングの4弦だけCまで下げたチューニングです。
これはレギュラーの次くらいによく使います。
メタルやコア系のジャンルではこのドロップCがとっても多いです。
一般的な4弦ですとここまで下げるのは結構大変です。
私もこのチューニングにする際は、ベースのセッティングをこのチューニングに最適化させます。
なので、ドロップC専用に一本用意することになります。
ドロップB チューニング
4弦 B (シ)
3弦 F# (ファ#)
2弦 B (シ)
1弦 E (ミ)
相当低いです(^◇^;)
これ以上に低い二音半下げより少しマシって程度ですかね。
これもメタルでよく使います。
ベースによってはここまで下げられないのもありますね。
ドロップBb/A#チューニング
4弦 Bb/A# (シb/ラ#)
3弦 F (ファ)
2弦 Bb/A# (シb/ラ#)
1弦 Eb/D# (ミb/レ#)
これも最近よく使いますね。
ベースですと、ここまで下げるとはっきり言って半音の違いがわかりません!w
音程が無くなり、ただの音圧です。
バンド全体の音圧を出している気持ちでボワボワ弾いてます。
このチューニングもドロップBbチューニングではなく、ドロップA#チューニングと呼ぶのが一般的ですね。
〇音下げチューニング
半音げチューニング
4弦 Eb/D# (ミb/レ#)
3弦 Ab/G# (ラb/ソ#)
2弦 Db/C# (レb/ド#)
1弦 Gb/F# (ソb/ファ#)
半音下げチューニングは比較的どのジャンルでも使いますね。
一音下げチューニング
4弦 D (レ)
3弦 G (ソ)
2弦 C (ド)
1弦 F (ファ)
ドロップDとは異なり、全部の弦を一音下げたチューニングです。
これは使うジャンルが限られてきますね。
一音下げは私もあまり使わないです。
ドロップDでだいたい弾けちゃうので、特に開放弦を使うリフがあるときだけですね。
一音半下げチューニング
4弦 Db/C# (レb/ド#)
3弦 Gb/F# (ソb/ファ#)
2弦 B (シ)
1弦 Ab/G# (ラb/ソ#)
すべてを一音半下げたチューニングです。
これも使う機会が限られていますね。
二音下げチューニング
4弦 C (ド)
3弦 F (ファ)
2弦 Bb (シb)
1弦 Eb (ミb)
開放弦のCを使う曲では結構使います。
ただ、ドロップCで十分という話もあります。
ギターに合わせて使い分けるといった感じですかね。
二音半下げチューニング
4弦 B (シ)
3弦 E (ミ)
2弦 A (ラ)
1弦 D (レ)
五弦と同じチューニングですね。
メタルでよく使います。
メタルは4弦と3弦くらいしか使わないので上のGがなくても十分なんですよね(^◇^;)
五弦を持っていないときはよくこのチューニングにしていました。
今でも五弦のLOWBと二音半下げのLOWBだと出音が違うので、たまに使い分けます。
ここまでくるとそうとうニッチなチューニングですので、自身のベースのコンディションと相談しながら挑戦してみてください。
三音下げチューニング
4弦 Bb/A# (シb/ラ#)
3弦 Eb/D# (ミb/レ#)
2弦 Ab/G# (ラb/ソ#)
1弦 Db/C# (レb/ド#)
このチューニングにするのは頭おかしいです。
ドロップの時にも言いましたが、ここまでくるとただの音圧です。
正直、半音ずれて弾いていてもバレません。
オクターブチューニングなんて合わないので、四弦の0と1しか弾かないような曲で大活躍です。
わたしはドロップしたときの低音が大好きなので、このチューニングも割と使います。
おわりに
ドロップチューニングはロマンです。
ただでさえ低いベースをさらに下げて、音程感のない音圧で攻めるのが好きな人にはたまらないです。
ベーシストならわかると思いますが、超低音を鳴らしたときにベースアンプ前に足を置いておくと、足で音圧を感じるのです。
あれが最高に気持ちいいのですよ。
みなさん、ぜひ超低音に魅了されてくださいな。
おまけ
超低音を出すために、それなりにベースのセッティングをしなければなりません。
参考までに軽く私の設定を紹介します。
使用ベースはFFUJIGEN(FGN) NCJB-20R です。
使用弦はDRのドロップ専用弦を使ってます。
4弦のゲージがこれは105ですが、ナットの幅が許せば、ここのシリーズは115、125とまるで5弦のような太い弦もあります。
そして、ネックと弦高を調整してテンションを稼ぎます。
ドロップするとテンションが落ち、フレットにあたってしまうため、限界まで弦高を挙げます。
それに伴い、ネックをすこし逆反り気味にします。
これでだいたいなんとかなります!
チューニングを下げれば下げるほど、オクターブチューニングは合わなくなっていきますが、
そこはあきらめましょう。
どうせ低すぎて半音くらいズレていても認識できませんしね。
これらの設定はあくまで自己責任でお願いします。
私は自分であれこれいじってましたが、お店などに持って行ってお願いするのが一番ですかね。
ただ、あまりにも下げたチューニングはお店から拒否されることもあるので注意です!
ドロップ専用弦もあります。↓